私と阿部社長とは中学時代からの友人。学生時代から彼のお父さんが社長を務めていた三輝のことはよく知っていました。そのお父さんに声をかけてもらって、夏休みに組み立てのアルバイトをさせてもらったこともあるんですよ。高校を卒業する頃には、金型職人だった父の影響もあり、金属加工の技術を身に着けたいと考えるようになりました。そのタイミングでまたお父さんから「モノづくりの技術を学びたいなら、三輝に来ればいい」と声をかけてもらい、今度は正社員として入社を決意。2年ほど勤めた後、設計やCADの勉強をするために一度退職をしました。そこからしばらくして、私の母親がガンを患うのですが、そのことを知り、心配をして連絡をくれたのが阿部社長です。この連絡がきっかけとなり、再入社することになります。思い返すと、これが人生の転機となりました。
入社時に交わした約束、
そして決意が揺らいだことはない。
当時、若手と呼べる年代のスタッフは、私と阿部社長だけ。ふたりで『詰め替えそのまま』の販売促進を担当し、展示会への出店や、各所への営業活動に奔走していましたね。それから10年以上が経ち、マネージャーだった彼は社長に、そして私は金属加工事業の営業になりました。立場や職場の環境はいろいろと変わりましたが、2回目の入社時に交わした「一緒に三輝を盛り上げる」という約束、そして「阿部社長を一番近くで支える右腕になる」という決意が揺らいだことは一度もありません。
現在の私の役割は、一般的な「営業」とは少し違います。というのも、クライアントへのヒアリングや納品までのスケジュール管理はもちろん、自社でつくった製品や、協力会社から上がってきた部品の品質チェック、さらに検査結果の書類作成など、携わっているのはかなり幅広い領域。また時間に余裕ができれば、組み立て作業の手伝いをすることも珍しくありません。要するに三輝における「営業」とは、新規顧客の開拓というより、自社の製造現場と協力会社、そしてクライアントの三者をつなぐパイプ役です。それぞれの工程で業務にあたるスタッフの負荷を最小限に抑えながら、クライアントからのオーダーを確実にカタチにするために、自ら積極的に動くことと、関わる人たちとのコミュニケーションを欠かさないようにしています。
せっかく選んだ仕事だから、
好きになってほしい。
年代を問わず、感謝を伝え合う風土があり「いつもありがとうね」「手伝えることがあったら、いつでも言ってください」といった会話が飛び交っているのが三輝の特徴。町工場で見られるような職人気質のスタッフが集まって寡黙に作業をするといった雰囲気はありません。また休憩時間には社内のゴルフ練習場やトレーニングルームに通う人もたくさんいます。そのように業務以外でも同じ時間を過ごすことでつくり出しているのが、会社に対する不満や問題を気兼ねなく相談できる環境です。それは「せっかく選んだ仕事だから、好きになってほしい」という思いが上層部にあるからだと思います。だからこれから入社する人に求めるのは「思ったことが素直に言える」ということ。それが会社といい関係を築くためにとても大切だと思いますよ。
ケンイチさんを
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柳原営業部長は、こまめで気遣いができ、優しい心の持ち主。得意のモノマネをしたり、自らいじられキャラに徹っしたりすることで、スタッフを笑わせてくれます。会社のゴルフ部でもモリモリと活躍中。コミュニケーションが上手で、なんでも器用にこなせる一面は、さすが「営業部長」だなと感心させられます。 先代社長の頃から10年以上にわたって三輝に貢献してきた苦労人で、今では“側近”として三代目社長をささえる会社のキーパーソン。さらに私と同級生であり、ともに役職を持つ戦友でもあります。これからも一緒になって会社を持ち上げ、これまで以上に三輝を発展させていきたいと思わせてくれるのが柳原営業部長の魅力です!
SCHEDULE
09:00
受け入れ作業と寸法チェック
10:00
納品準備
12:00
ゴルフ練習
13:00
取引先へ納品
16:00
受入作業と計量
モテたいなら、やっぱ筋肉っしょ!