月刊 三代目!!

2024.06.27

[月刊 三代目!! 012]M&Aによって、仲間が増えました!(2024年6月)

みなさん、こんにちは。株式会社三輝の代表、阿部拓也です。2024年6月3日付けで、文京区にある『株式会社NTTクリエイティブ』という会社のM&Aが完了し、私が代表に就任し、三輝グループの子会社として仲間入りすることとなりました。今回はそれに関係する話をしてみたいと思います。

今回のM&Aは、縁があって以前からの知人の方からお話をいただいたところからスタートしました。何回か前にこのコラムでお伝えした「多角経営」に向けた取り組みの一貫でもあります。

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『NTTクリエイティブ』は就労継続支援事業を行っているまだ歴史の浅い会社。身体や心に障害を持つ方や、さまざまな理由で一般の企業で働くことが難しくなった方に対するサポートが主な事業です。より具体的には、登録している就労者が事業所に来て、商品の仕分けや部品の箱詰め、シール貼りといった手作業に従事しながら、“働く”という経験を得るだけでなく、社会とのつながりの創出にも寄与していきます。

実はこのM&Aの話が出る数年前から、弊社のプライベートブランド事業の看板商品である『詰め替えそのまま』の組み立ての発注もしていたので、いわば一種の『内製化』でもあり、また作業の効率化に向けた施策とも言えます。

『詰め替えそのまま』の製造において、すでにお世話になっておりました。(画像は六郷工場のもの)

今回の『株式会社NTTクリエイティブ』のグループインの根底には、「より社会的な意義のある事業活動をしたい」という私の思いがありました。そもそも弊社がつくっている『流体継手』というのは、私たちの生活を支える社会的インフラとなる非常に重要な製品ではありますが、普段は目にすることがないものです。そこで「もっと分かりやすく社会に貢献したい」という思いから、私の父である先代の代表は『詰め替えそのまま』を世に残しました。

ちなみに創業者である祖父も、とある釣具を発明し、特許を取得。それから何十年と経った今なお、釣りをする方が愛用する製品になっています。この話はまた別の機会に。

そういう意味では、まだ私自身は社会に対して直接的に貢献できるものはつくれていない状態。「できれば早めに」という思いがずっとあったので、それがひとつのカタチで実現したとも言えるでしょう。

また私を含めた従業員が心身ともに問題ない状態で働けるということは、決して当たり前のことではなく、非常にありがたいことだという意識があり、また同時に、いつ健康でなくなるかも分かりません。だからこそ支援の必要な方に対してはできるだけサポートしていきたいという気持ちを強く持っております。

健康に働けるということは、それだけでとても幸せなこと。

M&Aが完了したとはいえ、代表の名前が私に変わったくらいで、NTTクリエイティブの事業内容や働き方に変更はありません。また三輝の中で培ってきた価値観などを押しつけるつもりもなく、強いて言えば事業所の設備を充実させながら、より働きやすい環境を整備していきたいと考えているくらいです。

その辺りの変化や成長が見られれば、またこのコラムでも触れていきたいと思っております。ではまた。

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