スタッフコラム

2025.02.28

[スタッフコラム04]「これまでに得た知見を、伝え、広め、次へとつないでいく。」(2025年2月)

私は生産部に所属しており、今年で金属31年目。長く働いていることもあり、ほぼすべての製品の製造方法や検査方法、トラブルや不具合時の対応や原因究明などができるのが自分の強みだと思っています。

2024年を振り返ってみると、前半はとにかく扱う物量が多かったことに加え、コロナやインフルエンザなどの影響で人員が足りない時期もあり、納期を守るために奔走した記憶があります。その流れが落ち着いた後半、あえて個々のスタッフが苦手な作業を担当させるなど、人員配置をアレンジして、全員が苦手分野を克服できるようにサポートしてきました。結果的に得意な部分はそのままに、チームとしての力を底上げできたと思います。

これから力を入れていきたいのは、現場の「5S活動」や、組み立てや検査の方法、さらには製品の初歩的な知識だけでなく、構造的や仕組みに関する知識をパートさんにも細かく伝えること。そうすることで、すべてのスタッフに製品に対する理解をさらに広げていきたいと考えております。

パートを含めた全員に、より本質的な知識を伝え、チーム力を上げていきたい。

これから解決していくべき課題として、人材の確保とその定着が挙げられます。それが解消されれば、チーム内でさまざまなアイデアがうまれ、『詰め替えそのまま』のような新規事業の創出につながるからです。我々が手がけるガス溶接継手のニーズが社会から消えることはないにしても、電気溶接やレーザーといった他の技術も進化しており、環境的な負荷の観点からも、ガス溶接の需要が圧迫される可能性はゼロではありません。新しい軸となる次の主力事業を生み出すためにも、採用に積極的に取り組んでいくべきだと思います。

個人的に改善したのは体調面。年齢を重ね、首・肩・腰の関節痛や糖尿、自律神経からの体調不良などに悩まされることが多く、会社を休むことも増えました。体力づくりのために休日でも日中に活動的に過ごしたり、外食の頻度を減らして自炊をしたりするなどして、徐々に改善していきたいです。

食事面にも気を配り、体調面を整えるのが今後の課題。

将来に向けて、自分自身や家族、さらに自分にかかわる周りの人たちが健康で、また笑顔で日常生活を送れているといいなと感じています。また製品に関するいろいろな作業方法や知識を伝えていけるという自分の強みを活かしながら、今仕事を教えている従業員がずっと変わらず働いていて、最小限の指示で動けるようになってくれていると嬉しいですね。

<阿部社長からひと言>
初代社長の時代から会社を支えてくれている数少ない貢献者であり、三輝の古き良き時代を知り、変革期に柔軟に対応してくれている頼り甲斐のある功労者でもあります!
昔は気難しくキレやすい一面もありましたが、今はすっかり丸くなり、後輩たちの良き相談相手となってくれました! みんなに対しても飲み物を奢ったりと小さな優しさは今も昔も健在です! 生産部の有識者としてこれからもよろしくお願いします!

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