2024.12.11
みなさん、こんにちは。株式会社三輝の代表、阿部拓也です。このサイトの『部活動』コンテンツの中でも『筋トレ部』として紹介されているように、弊社のオフィスの中には『トレーニングルーム』があり、私自身も、かつてはかなりトレーニングに燃えている時期がありました。今も従業員との交流の場として、定期的に社内で筋トレを行っているだけでなく、スタッフの健康意識の向上を目的に「筋トレを行うと手当が出る」という一風かわった福利厚生制度も整備しています。
そもそも私が筋トレを始めたのは、今から10年ほど前のこと。その頃、趣味で楽しんでいたサッカーをやっている際に、仲間から「動きが悪い」と冗談半分にいじられたのがきっかけでした。そこから「絶対に肉体を改造してやる!」と火がつきます。当時の体重が58キロだったので、特段、太っていたわけではありません。しかしライザップに通い出し、自分なりに努力を重ねると、すぐに結果が現れ、日に日に体重は落ちていきます。それが楽しくて、仕事後にジムに行き、一度帰宅した後、体に重りをつけた状態でランニングに行き、サウナに入ってさらに絞り込み、また歩いて帰ってくるといった生活を続けます。その時は食生活も徹底的に管理していました。
2ヶ月ほどライザップに通った結果、体重は51キロまで落ち、体脂肪もいちばん少ない時で5〜6%。サッカーのパフォーマンスも圧倒的に上がり、体が軽くなって、風邪もひかず、仕事にもいい影響が出てきました。
そうして体の調子がよくなった経験をした後、従業員にもそれを感じてもらいたくて、会社でもトレーニングを始めます。まずはダンベルを買い、さらにベンチプレスもやりたくなって、安いものを探し、数人の従業員と一緒に汗を流すようになりました。
さらにより多くのスタッフに筋トレのことを知ってもらいたいという旨を、その時社長を務めていた父に伝えると「やってみなさい」と快諾を得ます。とはいえ「『体にいいよ』って言うだけでは、誰もやらないかもね」という話になり、考えた結果「筋トレをすれば、仕出し弁当(当時400円)を無料にする」という特典をつけたいと父に打診。それも承諾を得て、今につながる福利厚生が始まりました。
またほとんどの従業員は、正しいトレーニングの方法を知らないので、給与明細を渡す封筒の中に、簡単な説明を入れました。これが今も続く「給与明細と一緒に添えられる私から従業員への手紙」のはじまりです。この手紙に関しては、また次回、このコラムで触れたいと思います。
そうして始まった従業員との筋トレ。「できるだけ楽しみながらやってもらいたい」という思いもあり、それぞれに設定した目標の回数ができれば、支給する手当を100円上げるなど、試行錯誤をしながら今に至っています。
これからも従業員の健康促進や、忙しい日々の中でなかなかカタチにできないスタッフ間のコミュニケーションの場、そしてもっとも“三輝らしさ”が出る場所として活性化させていきたいと感じております。
モテたいなら、やっぱ筋肉っしょ!